もつやき 都 大岡山。

三軒茶屋と下北沢をつなぐ茶沢通りにあった酒場「久仁」。地元に愛され続け、惜しまれながら、10年前、40年の歴史の幕を閉じた。
私は近くに住んでいた頃、一番通った酒場でした。
その「久仁」を閉店まで支えていた従業員さんの一人、木村さんが営むもつやき屋が大岡山の「都(みやこ)」。

カウンター席とテーブル席と20席ほどのこじんまりとした店内。いつもたくさんの飲兵衛で賑わっています。
「もつやき」がメインメニューですが、季節の魚介にも力を入れていて、日々通って飽きない酒場です。
「久仁」時代から提供の方法が変わらない「レモンサワー」でスタート!お供は「鯨刺し」。

日替わりメニュー。18時すぎるとどんどん無くなっていくので、気になる品は早めにオーダーすべし。

「上ガツ刺し」。
「久仁」でのメニュー名は「ガツ刺し」で、ニンニクと生姜どちらかをコールするシステムでしたが、その頃からダブル好きの私の好みを覚えていてくれて、
木村さんはリクエストしなくてもおろしニンニクと生姜ダブルで乗っけてくれてました…。懐かしいな。

もつやき屋さんで串物をオーダーした時、肉が小さいとちょっと切ない気持ちになりますが、「都」の串は“ちょうど良い”。一人で飲み来る時、いろんな串を食べることができる“ちょうど良い量”。

「久仁」でのドリンクはレサワばかりでしたが、「都」でのドリンクは「都チューハイ」もオススメ。ライムとミントがついてきて、チューハイモヒートを楽しめる。
中のチューハイだけでもおかわり可能なのが良い♪

愛してやまなかった「久仁」の糠漬け。その糠床がここにまだ生きてる。
「セロリ」が本格的に好きなったのはこの「セロリの糠漬け」を食べてからだった。
もつやきの肉の脂になった口の中をさっぱりさせてくれるこの糠漬けがやっぱり大好きです。

もつやき 都
東京都目黒区南3丁目9−13
03-3725-3850
https://motsuyaki-miyako.crayonsite.com