ケルシュ!

ドイツのビールは地域によって個性がある。

今回、滞在しているケルンには「ケルシュ」という名物ビールがある。

200mlのシュタンゲと呼ばれる細長いグラスに注がれるビールは、
爽やかでスッキリ飲みやすい軽いビール。

「ケルシュ」と呼ばれるには、「ケルシュ協定」に加盟、認定を受ける必要があるとの事。
ドイツの人たちは、自分の地元のビール愛がとても強いそうだ。
だからこそ、そのビール文化を守り育てる努力をしている。

ケルシュを一度オーダーすると、
おかわり用のケルシュを持ち歩く店員さんにチェックされ、
おかわりがどんどん用意される。
「わんこそば」ならぬ「わんこビール」。

おかわりが要らなくなったら、
こんな風にコースターでフタをしないと、次のビールを用意されてしまうのだ。

ケルシュには様々な種類があり、お店によって扱う銘柄が違う。
この滞在中、出会った「ケルシュ」は6種。



同じ「ケルシュ」でも、銘柄によって味の特徴が違う。
さらに提供するお店によって味わいが違う。

ケルシュ愛が強いお店のケルシュは、顔がにやけてしまうほど格別の美味しさで、日本でビール党でない私だけど、
その軽い飲み口と、安さ(1杯だいたい200円前後)もあって、どんどん飲んでしまう(笑)