夏のお話です。
2014年に他界されたイラストレーター安西水丸さんがこよなく愛したカレーと日本酒をガブガブグビグビする集い「カレー部」。
水丸さんがいなくなってしまった今も、時々集まってカレー部を開催しています。
今回はそのカレー部ゆかりのメンバーとともに、今年、吉川英治文学賞を受賞された作家の角田光代さんお祝いカレー会を開催しました。
場所は西荻窪「ラヒ パンジャービー キッチン」。
ここは水丸さんと何度かご一緒させていただいたお店で、インドとパキスタン国境周辺出身の店主ラヒさんのパンジャーブ地方の料理を食べることができます。
今回の会のために貸し切りにしてくださいました!

この日のメニューはこちら。

カレー部のマスト酒といえば「〆張鶴 純米吟醸 純」。この「純」は、そのままでもちろん、食中酒として様々な料理に合わせやすい素晴らしいバランス。
そしてカレーにもものすごーくあいます!!!
今日のお祝い会のために新潟県村上から駆けつけてくださった〆張鶴の蔵元・宮尾社長の抜栓から宴はスタートしました!(写真は二升目の抜栓時)

お通しで登場したこのスパイスが効いたスナックがサイコー!

この会のためのスペシャルメニュー「ライター」。焼きなすの香ばしさとヨーグルトの酸味で夏バテ気味の体に染みる旨さでした。

今宵のメンバーで、新潟の彌彦酒造で酒造りのアドバイザーを務めている柿添さんからの差し入れでこちらの2銘柄も。
彌彦さんのお酒は何度か飲ませていただいてますが、この日いただいた左側の「吟醸本生」が、ラヒさんのお料理と抜群の相性でスイスイ飲んでしまったw

こちらも特別メニュー(当日の仕入れでメニューにないものを用意してくれました)「鶏モツのスパイス炒め」。レバーなど色々な部位が入っています。臭みなく旨味たっぷり。お酒がススム〜!!!

ラヒさん名物のタンドリーチキン。スパイスがしっかり効いてます。

「シャミカーブ」マトンと卵。餃子に近いメニューです。私が大好きなメニュー!
この会の発起人である古典酒場編集長・倉嶋さんも大好物!と、一緒に大はしゃぎしましたwグリーンのソースは奥深い辛さで「このソースだけで飲める」なんて二人で話してたら、帰りにラヒさんが私たちにソースをお土産にしてくれました♪

ここからカレーが3品出たのですが、写真が残っていたのはこの「ハリーム」だけだった…もう完全な酔っ払いだったようですw

角田さんとラヒさん。
気温四十度近い夏の夜。汗だくになりながら美味しい料理とおもてなしをしてくださったラヒさんとスタッフの方に心より感謝。
そして角田光代さん吉川英治文学賞おめでとうございます!
ラヒ パンジャービー キッチン
東京都杉並区西荻南3丁目15−17
03-3331-7860
