ワインの村へ

ドイツはビールが有名だけど、
ワインも生産されています。

そして、ドイツワインと言えば…
「甘口の白ワイン」のイメージが強いですが、

ライン川の支流であるアール川流域では、
主に赤ワインになる「ピノ・ノワール」、ドイツでは「シュペートブルグンダー」(Spätburgunder)と、呼ばれているワインブドウ品種が生産されています。

この地域の赤ワインは希少で、高級ワインとして流通しているそう。
(東京のワイン専門店で見かけた時は1本1万円近くしていたような…)

滞在しているケルンから電車で1時間半ほどの移動で、
この地域に行けることがわかったので、
美味しいワインを求めて一人アール村へ行ってみることにした。


「ケルン中央駅」(Köln Hauptbahnhof)から、
快速列車で1時間ほど南下した「レマーゲン駅」(Remagen)へ

途中、車窓からは滔々と流れるライン川、またその両岸には古城が点在。
「レマーゲン駅」(Remagen)のホームからも古城が見えました。
ここが「レマーゲン駅」(Remagen)。地方の小さな駅舎の雰囲気がいい感じ。
「レマーゲン駅」(Remagen)からは、
2両ほどの小さな列車に乗り換えて
「アールヴァイラー マルクト駅」(Ahrweiler Markt)へ。
到着した「アールヴァイラー マルクト駅」(Ahrweiler Markt)は、
駅舎もない、バス停のような駅!
線路からは見渡す限りのブドウ畑が…
線路を渡る橋の上にはこの辺りの案内図。

この「アールヴァイラー マルクト」(Ahrweiler Markt)は、
「城郭都市」になっていて、街の周りがレンガの壁で隔絶され、門を通って中へ入る。
ドラゴンクエストか…進撃の巨人か…
とにかく、この雰囲気、すっごくワクワクします!

門を通った中は、





ここは温泉地であり、カジノもあるので、観光客が多い。
ちょっと変わった洋服屋さんを発見。
アルプスの少女ハイジ的な洋服が…
色も形も様々で…かわいい!欲しい!(←いつ着るんだ?)

入ったきた門の反対側の門のそばで街の案内図を発見。
本当にぐるっと壁に囲まれた街になっているんだなぁ…。

街を一通り散歩して、中心部のカフェで一休み。
この街に来た目的アール・ワインをいただきました!
 高級ワインとして希少流通しているものではなく、
「シュペートブルグンダー」(Spätburgunder)の地ワイン。
大きめのグラス1杯2.8ユーロ(≈370円)。
洗練された味わいではないけれど、華やかで豊かな香りとこの土地のパワーを感じるしっかりした味わい、アール川の綺麗な水を感じる喉越し。
カフェのおばちゃん手作りのケーキと合わせて「地元の味」堪能しました。
あーすっごく癒されるなぁ…。