オリオン友達とお別れして、
島唯一の夜営業食堂へ向かう。
島の人よりも猫たちが活発に活動する時間帯。
先ほど降り立った久高港の夕暮れ。
食堂「とくじん」さん。
島特産の「イラブー」(海ヘビ)を食べさせてくれるとネットに書いてあったので、フェリーに乗る前に確認の電話をしたら、
「今日はイラブー売り切れです」
との事。
うーん、残念、、
私がお店に着いた時、もうすでに夕食の混雑は終わっていた。
食券売機でメニューを見ていたら、
食堂のおばちゃんに
「イラブーの電話くれた人?」
と声をかけられた。
あ、はい!
と答えたら、
「ひとつだけあったの!食べる?」
ワォ!嬉しい♪
そして登場したのが…
思ってた以上にグロい、、、
これは全部食べられるんですか?と聞いたら、
「うん。齧ってね全部食べられるよ!汁も体にいいよ」
おぉ・・・これは酒があったほうがよさそう・・・
あの、泡盛1杯で売ってますか?
「いいですよ〜。300円の券買ってね〜」
イラブー汁単品1500円
そして、イラブー齧った…
お?
臭みなし。
乾物を戻して炊かれている。
…うーん、
鮭トバとかビーフジャーキーのような感じかなぁ。
汁は濃厚な鰹出汁。
一緒に入ってる豚の角煮、昆布も美味しい♪
イラブー単品でオーダーしたけど、
「ニガナの和え物(この日は島タコと)」
「大根と人参の煮物」も付いていてた。
ニガナは、その名の通り苦いが、口の中がさっぱりしてかなり好みの味。
泡盛がススム〜♪
イラブー汁での晩酌を堪能して店を出ると、とっぷり日が暮れていた。
気温もかなり下がっていて店の前の猫たちが寒そうに寄り添い合う。
真っ暗な道。宿まで徒歩3分。