広島滞在中に8月6日を迎えました。
私が幼かった頃、育った実家(北海道弟子屈町)の近くにまだ防空壕が残っていて、戦争の時の話を祖父・祖母からよく聞いていました。
小学生の時に見たアニメ「はだしのゲン」は強烈に印象に残って「ヒロシマ」を強く認識したのでした。
それから何度も広島に来て、毎回、原爆ドームを見て、その度に胸にこみ上げる想いがありました。
一度この日「8月6日に広島にいたい」と願っていて、今回それがかないました。
平和記念公園は、コロナの影響で例年より人は少ないそうです。
それでも公園には、祈りの歌声や、各地から寄せられた折り鶴の横では原爆の子の鐘が響いてます。
旅の中で出会うさまざまな感情。
この日は言葉では表現できないさまざまな気分に心をざわざわ…ぐるぐる…感情がせり上がって落ち着いて…を繰り返してます。
どうか安らかに…
どうか世界が平和でありますように…
ただただ祈る時間。